1961-04-14 第38回国会 衆議院 決算委員会 第22号
しかし、でき上がったものを見れば、すぐそばに省営バス、あるいは私鉄が通っていたり、あるいはりっぱな国道がある。こういうところに作っているということで、いろいろ批判を浴びているわけです。それは、なおさら監査委員会から指摘されているでしょう。国鉄は、とにかく昭和二十七年から新線を建設したために、三十六億の赤字が出たのです。
しかし、でき上がったものを見れば、すぐそばに省営バス、あるいは私鉄が通っていたり、あるいはりっぱな国道がある。こういうところに作っているということで、いろいろ批判を浴びているわけです。それは、なおさら監査委員会から指摘されているでしょう。国鉄は、とにかく昭和二十七年から新線を建設したために、三十六億の赤字が出たのです。
それがために鉄道をぜひ建設してくれというようなことになるわけでありまするが、私は考えまするに、鉄道には省営バスというものがあるのでありまするから、この省営バスのおい立ちが、もともと建設線の先行ということになっておったのであります。
これはもう交通事情の革命的な変化ということを考えて、国鉄が省営バスなりトラック輸送は、私企業圧迫というようなことで手も足も出ぬで、ますます赤字になっていく、これは私の同僚の羽生議員ですか、当分、五年ですか、新幹線を作る間運賃を上げないと言われておるが、私はそういう保証はあり得ないと思う。
○中田吉雄君 私はこれまで、ある民間会社の、とうていそこはバス輸送が成立しないというので放棄しておったんですが、路線があるので、それを米子鉄道管理局の要請で、われわれがバスを通してもらったんです、省営バス、ところが不採算路線だと思っておったら、もうつけた年から、個人会社は通っておるし——やってみて、そういう路線があるのですから、私は道路がよくなるにつれまして、陸上輸送ではトラック、それから人は、バス
あるいは省営バスの団体貸切というようなものもいろいろ問題になっているようでありますが、やはり公共性から、かつての独占的な事業から変わりつつあるわけでありますから、これに合わした形でもう少し弾力ある経営に私はさしていかなきゃいかぬと思うのです。民営圧迫という問題もそれはあろうと思うのです。
なおその際、私の記憶するところでは、当時省営バスを始められました。菅健次郎君がちょうど役目の関係上私と同僚でございました。赤字を出す路線で民営バスが回避する路線は鉄道省が進んで経営をしようというような方針も加わっておったと思います。
○中村正雄君 先ほど国鉄が省営バスを経営する場合の方針について説明があったわけですが、国鉄の出願する場合はこの方針にかなわなければ出願しないと思うわけなんです。
○東隆君 地方の人がたとえば省営バス、あるいは省営によるトラックの輸送、こういうものを非常に希望をしておる場合に、私営のものが出て、それが何かの形でもって、書面なりその他のものを出すと、直ちに引っ込めるような例が非常にあったと思う。そういうような事例は、非常に間違いだろうと思う。だからお考えが、かえって公営優先という考え方に立つべきじゃないかと思う。輸送だの何だのそういうような場合にですね。
この考え方は郵政省ばかりでなくて、他のたとえば省営バスの問題等を考えてみましても、非常に収益の上るような地帯におけるところは、ことごとく私営バスが繁昌いたしておる。そうして省営バスは、実のところを言うと、もうからない所ばかりやっておる。そうして国鉄そのものは案は非常に不便な所にも線を延ばしてやっていかなければならぬ、こういうことになっている。
そこで、小学校と中学校、同じ義務教育でも小学校は、鉄道にいたしますと、あるいは省営バス等を利用いたしますと、半額になります。これは今度御改正になろうとしておる鉄道営業法の中に旅客運輸規程とかいうのがあって、その十条か何かに十二才未満は半額になっておるのですが、その十二才という基準はどこに置かれたのであるか。
たとえば私一番痛感するのは省営バスと申しますか、国鉄バスですか、ああいうようなものは非常に私はまずいものだと思う。たとえば私、宮城県ですけれども、宮城県でも昔はバスが発達していなかった時代には省営バスというものは非常に意味があったと思います。
省営バス等につきましても、地方にも相当車は走っております。そうすると、軽油税を徴収される個所は、二、三個所にきまっておる。その税収というのは、特定の県によけい金が入っていく。車はたくさん地方にも走っている。車が走っているのはむしろ地方が多い。これは都会は大都会でありますので、相当な車が走っておると思いますが、私はこの軽油を買うところは、一括して買うと、そこにたくさんの道路財源が与えられる。
そこで次にお伺いいたしますのは、この揮発油税は簡単に申しますと、たとえば国鉄が使っております省営バスあるいは日本通運株式会社でありますか、普通マル通と言っておりますが、このマル通といったような全国的に相当たくさんの車を動かしている会社があります。
○二階堂委員 私はもっと正確な数字を知りたかったのでありますが、ただ いまの御答弁によりますと省営バスに使用する軽油は一括して買っておられる、こういうような御答弁であったようでありますが、そうですが。
省営バス中馬線が名古屋駅へ直通について、なかなか実現しないがどうしているのか。当地方から名古屋へ出るに瀬戸へ出ることが最も都合がよいが、しかも瀬戸で乗りかえするので、これがまことに旅行する者のがんである。まず腰かけることができない。特に手荷物の置き場所もない。
○田中委員長 本件について、実は委員長も同じ和歌山県の関係で、当村の実情をよく承知しておりますが、これは田辺から紀南の奥地への省営バスの通路のちようど中間に位する村でございまして、その点から見て、朝来局との間は直線コースで四キロということにはなつておりますけれども、交通関係から見れば、できれば定員、局施設等の事情は克服しても、集配事務を開始してもらうことによつて、受ける利益者の範囲が非常に広汎になりますので
そこで列車の増発とかディーゼル・カーの運転とか、省営バス等によつて対策があると信じておりまするが、こういつた問題について九州管内における計画案を資料として出していただきたい、かように考えます。 なお列車増発の計画でありまするが、ことに急行、準急の増発であります。
○中村(豊)政府委員 省営バスについての方針は、今までもたびたびこの委員会で大臣からも、私からも御説明申し上げておると思うのでございます。省営バスといいましても今で言えば大部分国鉄バスでございますが、国鉄バスは各地において非常に要望も強いのであります。また地方民の支持も非常に大きいので、民営バスのないところにおいては、国鉄バスを積極的に認めているのでございます。
省営バスの運営の方針でありますが、地方では省営バスを希望する者があつた場合には、新線をお認めになる方針でありますかどうか。いま一つは、省営バスは以前は非常に評判が悪かつたけれども、最近は非常にいいようであります。しかし民営バスに比べるとどうも車両がそまつである。いま少しサービスをよくする方法はないのか。もう一つは、省営バスは独占が多いのでありますが、民営バスを割込ましてこれを認めることはどうか。
○国務大臣(石井光次郎君) 省営バスは、私の心持としましては、これは又省のほうでも国鉄のほうでもそうだと思いますが、国鉄バスはほかの業者を押しのけて、そうしてそこで競争して凱歌を挙げるというような行き方であつてはならんと思つております。
同時に又国有鉄道の新設或いは省営バスの運行されることによりまして、民間の海運業者がこうむつておりまする損害も、又等しくこの地方鉄道並びに軌道に付けておりまする理由とこれ又同じことなんであります。
○木島虎藏君 大体わかりましたが、第一点の、省営バスは補償しておる。成るほど補償しておいでになりますが、補償しておるからいいじやないかというふうなお考えですか。それとも省営バスの開始については、省営バスでなければできん所をやるとか、或いは何らかそういう合法主義がおありですか。
それによりますと、同じ目的であり、同じような損害をこうむつております海運業者がそういうふうでありますのに、一方地方鉄道等におきましては、案の内容にもありますような、いろいろの補助だとか、或いは利子の補給、或いは地方税の減免といつたようなたくさんな有利な条件ができております法案がございますが、この場合委員長一つ御迷惑かと思いますけれども、その鉄道並びに省営バスによりまして、海運業者がこうむつております
これは折角地方鉄道軌道整備法案を御提案になりました關谷さんがいらつしやいますので、よく御存じだと思いますが、一つ鉄道連絡線或いは省営バスによりまして損害をこうむつておりまするもの、或いはそのために会社が破産に瀕しているようなのは幾らもございません。そのことを申上げますと時間を要しまするからここでは省略いたしますが、場合によりましては海運局方面との御協力によりまして資料をお出し願いたいと思います。
私は先般の質問でも申上げまして、大体私の質問の本旨とするところは局長も御了察願つていると思うのでありますが、今松井君も例をあげられたように、地方民が省営バスを非常に熱望していることは事実であります。その熱望にこたえる必要があるかないかは別といたしまして、そういう方法があるかどうかについて、先般局長の御意見を承つたのであります。ところがそれは容易でないという実は明確な言明があつた。
従つて鉄道でやられまするバスなどは、山の上か、さもなくば人里離れた、民間の路線も敷くことのできないような、実に辺鄙なところだけを辛うじてのたのたと省営バスが通つておるというにかかわらず、一方都市を中心とした混乱をきわめた中において、とても民営のバスだけでは運び切れぬ。国鉄や地下鉄があり、あるいは公営の電車が通つておつても、なおかつそれでさえも手をつけることのできないような状態である。
この三百輛をやはり地方の省営バスにお使いになるのか、路線にお向けになるのでありましようか。これが現在どのくらいの速度で——これもやはり月平均というものでしよう。あるいはまた年度始めとか年度後に路線ができるという計画があると思いますので、ちよつと説明を願つていただきたいと思います。
もう一つは省営バスの問題であります。